2009年11月04日

子育ての環境の難しさ

今日は深く深く子育て、子供達の友達同士の関わりについて考えさせられる一日になりました。


大家族で兄弟もたくさんいて、近所付き合いがあったころの日本ではこんなことを深く考えなかったかもしれないなぁ。


子供達同士の小競り合いや喧嘩は昔からある。ケガをすることも、ケガをさせることもある。


外で走り回って喧嘩して泥だらけになって傷だらけになってもそれを経験として学んでいく。


いろんな友達同士の関わりの中で、いろんな人への対処方法を学ぶ。


昔は親は踏み込めない子供達だけの暗黙のルールやエリアがあった。泣いたり、悔しがったりしながら強くなり、親は子供達の気持ちを受け止めることはしたけれど子供達のエリアに踏み込んでいくことはなかった。

でも悪いことをしている子供達がいれば他人であっても叱ってた。


今は目の前で悪いことや危険なことをしてても注意や叱ることはしないのに、子供達の喧嘩の決着を親がつけようとする。


なんか違うと思うんだよね。


私は娘と息子を育てているけど、女の子と男の子は違うと感じてる。

あくまでも、うちの子供達を見てきた感想は、
女の子は家の中で遊んでもじっと絵を描き本を読み穏やかに過ごせる。

男の子は家の中だとエネルギーが余ってたまってしまって欲求不満になる。


だから育て方が違うんだよね。男の子がいろんなものに興味を持ってチョロチョロしたり好きな子にちょっかい出すのは、しつけの問題ではなく性の違い。

私も仕事していることを言い訳にしてなかなか子供達と向き合う時間がとれない。

でも一日のうちで少しの時間でも、抱きしめることは忘れずにしている。


何も言わなくても、抱きしめることでお互い今感じてること求めているものが少し伝わってきたりする。

子供達に淋しい思いをさせたり、我慢させたり、ついつい長女にきつくあたってしまったりすることもあるけど、抱きしめる余裕はなくしたくない。


子供達が心の中に抱えた不安感や寂しさが大きくなって押し潰されそうになる前に気づいてあげたい。


でもママに気持ちの余裕がなければできないんだよね。

ママに気持ちの余裕を与えるには、ママの育児の頑張りを認めてあげること。

誰だって完璧じゃない。

だからできてないことを責めるだけじゃなくって、できてること、子供達のいいところを見つけて褒めて認めてあげられるような子育て環境になればいいのに。

机上で子育て支援だ、パパの育児参加を応援なんて考えて打ち出したって根本的なものがわかってなくちゃ悲しい事件はなくならない。



Posted by ねえさん at 22:10│Comments(0)
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