2009年08月13日
理想と現実

旦那は昨日の休みが今日に変更になり今日だけ休み。おかげ様でゆっくりさせていただけてます。
旦那の勤務先は休みが少ない。有給休暇なんてとれないし、休暇希望も出せない。サービス業だから、みんなが休みのときに仕事なのはわかるけど、せめて他の日に代休とれたらなぁ。なんて思う。
だって自分の結婚式の日も休めなくて仕事してから結婚式来たからねぇ。
男性の育児休暇を取得できるようになったって言うけど、実際に育児休暇を取得出来た人ってどのくらいいるんだろう?
私の知ってる人で育児休暇を取得した男性は公務員だったなぁ。
大きな企業とか公務員とかでは長期休暇が取得できるんだよねぇ。
だから子供達を教育するときに『勉強しなさい。がんばりなさい。公務員になりなさい。大きな立派な会社に入りなさい』なぁんて言うようになるんだろうなぁ。
二人目を出産するとき、旦那に
『二人を育てるのは大変だから育児休暇取って手伝って。』
って無理を承知で言ったら
『そんなことしたらクビだよ。いちかと俺は実家に帰るから赤ちゃんとゆっくりしたらいいよ』
って。。。
赤ちゃん生んでゆっくりなんてできるわけないじゃん。。。。一人目を生んだ後だって結構大変だったって。。。って言ったりしたなぁ。
そして実際に、ゆうやを出産して本当に大変だった。泣くし、寝ないし、ヘトヘトになりました。
赤ちゃんもっとたくさん欲しかったけど、あの大変さを思い出すと無理。。。
赤ちゃん生んで子供達を育児することの大変さを男性は根本的にわからないんだと思う。
とくに年配者の男性とかまだまだ男尊女卑の考えが残ってる。
男性は仕事。
女性は家事育児。
なんて簡単に役割分担しちゃってる考え方。
今の高齢者や団塊の世代が考え方を変えて、育児中の世代も考え方を変えて、みんなで協力して生活していく考え方にならなきゃ、いくら手当を増額したところで何も変わらないと思う。
育児中に両親やベビーシッターや保育園に頼れない人の大変な現実を知ってもらいたいなぁ。
両親に頼れないとき、ベビーシッターや保育園やサポートセンターを頼ったら、料金高いんだよねぇ。
あの料金を知ったら主婦なら躊躇してしまうし、諦めちゃう。
昔みたいに近所付き合いがあって、近所のおばちゃんがちょっと育児を助けてくれたりする環境ならいいんだけどねぇ。
なんだかそれもファミリーサポートセンターみたいにお金が絡んできちゃったり、ビジネス化しちゃってる。
なんだか全部がお金に直結しちゃっててなんだか淋しい。。。
介護も育児も、みんなが協力して温かい手を貸す世の中じゃなくて、どっちもお金が絡んでビジネス化されてて。。。
お金払えば、助けます。
お金払わなければ、助けません。っていうような価値観を植え付けられてる気がする。。。
人間が持ってる優しさとか無条件の愛とかはどこに行っちゃうんだろう。。。
Posted by ねえさん at
12:56
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